『被害者の実名報道をふと思う・・・』
様々な事件の被害者の実名報道を巡る話で、TVを中心としたメディアが提言をしています。
これから、その実名を公表するというを、警察が担当するとかしないとかで。。
まあ、いわんとすることは理解できなくはないです。
『警察関係者が被害者のとき隠したい云々・・・』
という話がありました。
ただ、警察関係者であろうが、誰であろうが、被害者の実名をさらけ出す事はどうなんでしょう?
被害にあった後、再び被害に遭うような気がするのですが。
『報道の自由という権利』
警察や権力者が、報道と結びつくと言論統制とかで困る事になると思います。ただ、今の状況は報道が『もう一つの権力』になっているのではないでしょうか?
メディアで『加害者の人権』をよく問う事があります。
しかし『被害者の人権』が問われる事は殆ど無いように感じます。
戦後半世紀以上を経て、今言論の自由や報道の自由を問われていると思います。
そもそも、マスメディアはそれを自分たちで勝ち取った訳ではありません。
それどころか、戦争に加担する報道を行ってきた事実があります。
『マスコミよ、驕るなかれ』
もう一度考えて欲しいです。自分たちの権利ばかり主張する前に・・・。本当に自分たちの報道で、苦しんでいる方はいませんか?